2017年8月7日(最終練習)
今日は今シーズンの最終練習でした。
今シーズンはこれまでになく頭を使って泳いだ一年でした。
これまではどちらかというと、とりあえずがむしゃらに泳げば体力もついて速くなるという考えのもと、とにかく泳いでいました。
しかし、私も大学生になり、体の成長も止まりました。
当然泳げば体力は付きますが、然程劇的なものは期待できなくなりました。
そこで、ただ体のトレーニングをするのではなく、頭も働かせて泳ごうと考えて臨んだのが、昨年9月のことです。
主将のメニューやコーチングのおかげもあって、まだまだ十分とは言えないものの、私自身で比較すれば、この1年で泳法にかなり大きな進歩がありました。
「楽に、速く」この言葉を目指して泳ぐ日々には、確かに新しい発見がありました。
まだまだ十分に速いとは言えなくとも、明らかに昨年より速く、しかも明らかに昨年より楽にオーバーロードを泳ぎ終えられたと感じたときは、自分の確かな成長を感じ、うれしくなったものでした。
さて、間もなく東医体となるわけですが、どうなるものでしょうか。
我ながら、泳ぎはこれまでにないほど仕上がっていると感じています。
少し泳法が固まらない部分はあるものの、過去最高であることは間違いありません。
しかし、肉体のほうでは少し不安が残っていることを否定できません。
どうもこの夏は体調が良くなく、2度もひどい風邪をひいてしまいました。
現在は風邪こそ回復しているものの、少々体がだるく感じることがあります。
練習では、このだるい状態でもそれなりのタイムを出すことができました。
しかし、本番の長水路で体力がもつ保証はどこにもありません。
正直なところ、不安が大きいです。
個人種目は正直どうなっても問題はありません。
しかし、勝ち取った――あるいは勝ち取ってしまった――リレー枠でへまをするわけにはいきません。
どうしたものでしょうか……
いつもなら空元気でも強気な軽口を叩いて終わる所ですが、正直そんな気分にはなれません。